龍馬の独り言



第7回 「薬のテレビ電話販売が
              なぜ悪いがぜよ?」


  ドンキホーテの深夜の薬販売に坂口厚生労働大臣が待ったをかけたがよ。
  「法律が認めちゃーせん」言うて。
  これに石原東京都知事が噛みついがよ。
  「いいじゃないか。奨励する。」と、ドンキホーテ側に味方したぜよ。

  薬剤師がおる店と、おらん店とをテレビ電話でつないで顧客の状態を聞きながら薬を売るがが、これが違法じゃと坂口大臣は言いゆう。
  これが違法じゃとすると、越中富山の置き薬はどうなるぜよ。
  薬剤師なんかの説明等は一切無く、顧客が勝手に薬箱から取り出して飲みゆうぜよ。
  それに、ドラッグストアーも然りじゃ。
  薬剤師がおるかどうかは知らんが、顧客が勝手に棚から取って買いゆうぜよ。
  ワシも何回か薬を買うけんど薬剤師の説明なんか只の一度も聞いたことがないぜよ。

  これなんかに比べると、ドンキホーテのテレビ相談による薬販売は素晴らしいぜよ。
  坂口大臣や厚生労働省のお役人達は一体何を考えちゅうろう。
  基本的に、大臣等の政治家やお役人達は、日本国民のためにあるがやちゅうことを忘れちゃーせんろうか?

  例えば、法律に違反するならその法律を変えたらえいがよ。
  ・・・嫌、変えるべきぜよ。
  何十年も前に作られたこの法律が、今のIT社会には合わんがじゃ。 
  こんな人らあが大臣をやりゆうき、日本は駄目ながよ。
  ワシが厚生労働大臣なら、ドンキホーテのテレビ電話による薬販売は当然にOKじゃ。
  OKどころか褒めるぜよ。
  深夜に具合が悪くなって病院も休みで困っちゅう人らあに、大いに貢献するきネャー。
  こんな店をいじめるとは、マッコトけしからん。
  ワシには理解できんチヤ。
  こんな人が大臣とはワシには全く分からんチヤ。
  「ワシがあの世から抜け出して、今一度これらの大臣や役人達に一喝せんといかんかのう!!」・・・と思うと、マッコト情けない限りじゃネャー。
  この日本は・・・。