龍馬の独り言



第15回 「1円も貰えん厚生年金」

  今まさに「年金の未納(又は未加入)問題」が社会を騒がせゆうけんど、当大学の学長である奴田原惇郎に(社会保険庁より)年金見込額のお知らせがきたぜよ。

  それによると、
  @60才から特別支給の老齢厚生年金保険が約90万円(年額。以下同じ)支給され、
  A63才から厚生年金保険の定額部分が約50万円加算支給(@との合計で約140万円)され、
  B65才からこのうちの定額部分が無くなり、経過的加算部分として約6万円が加算支給され、老齢基礎年金(国民年金の部分)が約80万円支給されるとのことじゃ。
  これを分かり易くまとめると、
 @60才から厚生年金保険が約90万円、
 A63才から厚生年金保険が約140万円、
 B65才から厚生年金保険が約80万円、国民年金保険が約80万円、合計約160万円が支給されるとのこと。

  ところが、この額を貰えると思うちょったら大事じゃ。
  結論は厚生年金保険の部分は1円も貰えんがやと・・・。

  (国民年金保険の部分は支給されるらしい。)


  上記の@A及びBの額は、本人が60才から1円も収入がないとした場合に貰える金額だとのこと。
  つまり60才からの収入に応じて厚生年金保険の部分が減額になるとのことじゃ。

  当大学の学長である奴田原は(今のままだと)、厚生年金保険の部分は永久に1円も貰えんがやと・・・。
  まっことえずい話。

  奴田原も、若いときにゃ(安月給より)高い厚生年金保険料を(強制的に)負担させられてきたがやに、この厚生年金保険を1円も貰えんとは・・・トホホホホ・・・。
  これじゃーまったくの詐欺じゃが・・・。
  何とかしてくれんかえ・・・。
  この話は、なんちゃー奴田原だけの問題じゃーないぜよ。

  会社の社長等の経営者等は、殆どの方がこの厚生年金保険を一円も貰えんがぜよ。
  つまり60才を過ぎてから、通常の社長等の経営者としての報酬を取りよったら、この厚生年金保険は1円も貰えんぜよ。

  もしも厚生年金保険を貰おうとするがやったら、60才になったら社長等の経営者を辞めるか又は無報酬にするかのどっちかでないと、この厚生年金保険は貰えんぜよ。
  マスコミは未納問題だけを大きく取り上げゆうが、このように厚生年金保険を貰えんなると言うことの報道をしやーせんが。これでは困るぜよ。
  これじゃーまったくの掛け損ぜよ。
  これじゃーまっこと厚生年金に入りとうなくなるぜよ。
  けんど、厚生年金保険料は給料より強制的に天引きされるきに・・・とゆうことはこりゃあーまさに泥棒やねゃー・・・。
  年金問題の最重要課題は今マスコミがほえゆう「未納(又は未加入)問題」じゃーのうて、誰がこがな制度にしたがなという点にあるぜよ。
  これを解決せんと年金問題は永久に解決しやーせんと思うが、皆さんはどう思うぜよ・・・。