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「ご意見」の紹介
H氏(高知県 50歳・男性)からです。
平成9年に営業所閉鎖を機に創業しました。
1ヶ月前に「この1冊で会社は儲かる」を偶然購入しました。
常に手元に置いて繰り返し読んで、1つずつ実行しています。 |
ありがとうございます。
とにかく実行していくことが大事だと考えます。
龍馬社長大学では、
これからも皆様のお力になれる様
講義を続けてまいります。
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第10回 「ご意見・ご質問箱」
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「他人の飯」を食わすには?
(新潟県 53歳・男性)
私は商事会社の社長です。
子供に跡を継がせるため、一度別の会社に就職(勉強)させたいと考えています。
この場合の留意点についてご教示下さい。
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自社よりすこし上のクラスの会社に、
子供自身のの力で就職させる。
(龍馬社長大学学長、奴田原惇郎)
「他人の飯を食わす」ことについて、ほとんどの経営者の方が認識・理解されているだろうと思います。
それでは、いったいどんな会社に就職させればよいのかを考えてみます。
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● 自社よりも規模が少し大きな会社
企業規模が自社よりもすこし上のクラスの会社が良いでしょう。
すこし上の会社であれば、いろんなシステムや管理水準などが参考になります。 そこで学んだことを自社に帰ってから、すぐに応用することができます。
企業規模がかけ離れて過ぎていると、自社とはレベルが違いすぎ、消化不良を起こしてしまいます。
N社長は、大学を卒業すると同時に、ある大企業に就職し、数年後、父が社長をしている会社に就職しました。
これが大間違いだったのです。
大企業は売り上げが何千億でしたが、父の会社は数億円。
あまりにも規模が違い、「1千倍」もの開きがあります。
つまり、売り上げが何千億の大企業で身につけたやり方を、売り上げ数億円の会社に持ち込むのは、相当な無理があります。
N社長には、社員が次第に取り合わなくなりました。
これは誰が悪いのでもなく。「N社長の最初の就職を間違えた」ことが原因なのです。
● 同業種・異業種かにこだわらず、
親が手を貸さない
同業種か異業種かは、そこで何を学ぶかによって異なります。
「下積み経験」を目的と考えるなら、業種は全く関係なく、下積みの大切さが認識できる企業に就職させるべきです。
「自社の事業分野の専門知識・技術などの習得」を目的と考えるなら、同業種の企業がよいこととなります。
しかし、この専門知識や技術を習得させることが可能であれば、仕事の範囲が限定されるため、無理に同業種の企業に就職させなくても異業種の企業でもかまわないこととなります。
よくある例ですが、子供を就職させる際、取引先や知り合いの会社などで何年か預かってもらうというケースがありますが、これは余り意味がありません。
なぜなら、「あいつは将来、家業を継いで社長になるのだから」と周囲の者が、お客さん扱いをしてしまうからです。
これでは、わざわざ子供を甘やかすために他社へ就職させる結果となり、全く逆の効果にもなりかねません。
同業種・異業種を問わず、父である社長の口利きや、コネといった関係が全くない会社に、自力で就職させることです。
ただ、この場合子供が最も影響を受けるのは(この会社の社長ではなく)、直属の上司や同僚だということです。
「社長はよい人柄だが、直属の上司や同僚がNOT社員」なのでは、それこそ逆効果となってしまいます。
そこにいる上司らの人柄を調べることも重要です。
● 現在発展している企業
衰退している企業でなく、現在発展している企業がよいことは言うまでもありません(発展要因が重要です。たまたま適応企業ならダメです)。
☆★☆ 結論 ☆★☆
従って、子供を就職させるには「自社よりも規模がすこし大きい会社」で、「直属の上司がDO社員であり」「何を学ぶかの目的によって、同業種か異業種かの選択をし」「親が手を貸さずに、自力で就職させ」「現在発展している会社」が、最もベターだと言うことです。
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