|
第6回 「これが弁理士制度の実態ぜよ!」
今回は、我が日本国における弁理士制度の実態について少し述べてみるけんど、先ず、良い弁理士の選び方について考えてみようかのう。
@「特許になる可能性は半々ですね!!」
と言う弁理士は止めちょきヨ。
わしらあが、特許の出願をする時に先ず気になるのが、この分が特許になるかどうかの問題やろう。
特許にならんもんに対して、高い費用を出して出願しとうないのは誰もが同じことやろう。
そこで弁理士に聞いてみるぜよ。
この分は果たして特許になりますろうか?
すると弁理士は「半々ですね!!」と言う。
この様な弁理士は止めちょいた方がよいぜよ。
これはたぶん嘘やき。
本当は特許になる可能性は無いがぜよ。
けんどネー、これを零じゃと言うと誰もが出願せんようになるろう。
・・・とすると弁理士は儲からんようになるろうがよ。
・・・ほんで「半々」じゃと言うがやき。
こんな弁理士は顧客のことなんかは考えん、我さえよければの儲け主義の弁理士ぜよ。
この様に「半々ですね!!」と言うちょけば、(可能性が半分あるなら)止めるのは惜しいきと思って出願するろうし、もしも特許にならんでも(最初から特許には為るはずがないがやけんど!!)運悪く駄目な方の半分に入ったがやき、マッコト惜しかったネャーと顧客は思うぜよ。
これでこの弁理士は儲かるがよ。
みんなーがこんな弁理士だとは言わんけんど、こんな弁理士もおるきに注意しちょきや!!
A弁理士試験に、
特許明細書の書き方の試験はないがぜよ。
わしは未だに信じられんがが、この最難関の弁理士試験に特許明細書(特許出願書だと思うとうぜ)の書き方の試験がないことぜよ。
ほんで、この試験に合格しちょっても、この特許明細書が書けん弁理士がおるということぜよ。
おまんらー、このことを踏まえちょきヨ。
言い方を変えたら、試験に合格してのうても(合格してなくても)特許明細書を何回も書いた経験がある人の方が、もっと上手に書く可能性が高いがヨ。
これも我が日本国の弁理士制度の実態やき、これらーのことをしっかりと頭へ入れちょとうぜヨ!!
|
|
|
|
| |
|