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新聞やテレビ等のマスコミで報道
されないニュースやその裏側の
真相等について、坂本龍馬が
独り言をつぶやきます。 |
【講義の要旨】
今回は、「何事も現状認識を間違えば全て間違う」という当たり前の事を話す。
先日、高知県商工労働部の方と話をした。
この方は、全く高知県の現状が掴めていない。
現在、高知は全国でも一番悪い経済状態である。
経営者の自殺も相当増加している・・・らしい。
この事をマスコミに記事にして下さい言うと「証拠がないから記事にできない」と言われた。
こんな状態なのに、この県の方は「今で十分やっている。」と言う。
全く現状が分かっていない。
「新聞やテレビ等のマスコミ、日銀短観等で、判断していたら大変な事が起こる。」と伝えた。
自殺者が増えている事も話した。
マスコミからではなく、水戸黄門のように(副将軍と言って行けば誰も本当のことを教えてくれないだろう)身分を隠して話を聞かなければ本当のことは聞けない。
(新聞記者のような)情報源を持たなければならない。
例えば私共会計事務所は、企業の決算がいち早く分かる。
銀行や税務署に行く前の、本当の状態が分かる。
会計事務所は、銀行や税務署より事実が分かっているのである。
何故、現状を認識する努力をしないのか。
日銀短観の『厳しい状態であるが、明るい兆しが見えている。』と言う馬鹿げた話を信用するから、全部間違う。
現状認識が全部間違っているから、全て間違っている。
この方がそうだと言って、県の職員がみなそうかどうかは分からないが。
(ただ、マスコミの報道は、紙面・時間の都合でカットされる。)
もう一人の県の方は話を分かってくれた。
「確かに私共は現状が分かっていない。職員に現状について話してもらうなら時間はどれくらいいいるか?」と聞いてきた。
「宿題をもらったから、帰って検討してくる」とも言っていた。
何でも、問題解決するには、現状は正確に把握して、それからどうするかを判断する。
「高知県の経済は緩やかに回復している」と思えば、何もしなくて構わない、と言う事になる。
当たり前の事である。
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